grepやfind、lsなどのファイル操作系のコマンドを使った場合、その結果は標準出力に返ってきます。そしてファイルのパスを確認して、viやemacsなどでファイルを編集します。このファイルのパスを確認して、コンソールに入力するというのは意外と面倒です。 そこで使ってみたいのがPathPickerです。Facebookが作成したツールで、標準出力からファイルパスとおぼしき部分を辿れるようにするソフトウェアです。

PathPickerの使い方

Mac OSXであればインストールはHomebrewでできます。

$ brew install fpp

後は標準出力をfppコマンドに渡せば良いだけです。

git status | fpp

そうするとコマンドの出力結果においてファイル名部分がリンクされます。

別なコマンドでもこのように。

デモはこちら。

asciicast

ファイルは環境変数EDITORで設定しているコマンドに渡されます。プログラマであればファイルを検索して、そのままファイルを開いて確認したり、編集するのにぴったりです。

PathPickerはPython製、BSD Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

facebook/PathPicker