IEDiagnosticsAdapter - IEのデバッグにGoogle ChromeのDevToolsを使おう
最近のWebブラウザではデバッグツールが標準搭載されています。一番使いやすいと思うのはGoogle ChromeのDevToolsでしょうか。その他FirefoxもFirebugの流れがあって使いやすいです。正直デバッガーが使い勝手悪いと開発効率が大幅にダウンします。 IEでWebサイトの検証、デバッグをしないといけないのにデバッガーの使い勝手が悪くて進まない…そんな方はIEDiagnosticsAdapterをインストールしてみましょう。
IEDiagnosticsAdapterの使い方
IEDiagnosticsAdapterはプロキシとして動きます(とはいえ設定は不要です)。まずIEDiagnosticsAdapterを立ち上げておきます。
そしてGoogle Chromeでlocalhost:9222を開くとIEで開いているセッションが一覧表示されます。
そうするとIEの見ているサイトをDevToolsでデバッグできるようになります。
こんな感じでハイライト表示もできます。
ブレークポイントの設定もできるようなのですが、試した限りではエラーが出てしまいました。32/64bitの問題かも知れません。なお、利用に際してはIE11が必須になります。IEDiagnosticsAdapterはChrome remote debug protocolを使い、デバッグできるようにする仕組みです。
IEDiagnosticsAdapterはWindows用のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。