コンソールを使っていてもWebサイトをブラウジングしたいと思うことがあります。よく使われるのがlynxやw3mではないでしょうか。これらはテキストブラウザと呼ばれ、基本的にテキスト情報だけを頼りにブラウジングします。 しかし色があってこそのWebブラウジングだと思う人もいるでしょう。そんな方に使ってみて欲しいのがhit-thatです。

hit-thatの使い方

最初にお伝えすると、hit-thatにはリンクを辿ったりするブラウジング機能はありません。しかしターミナル上でもカラーリングされたWebサイトを確認できます。hit-thatのインストールはnpmで行います。

npm install -g hit-that

インストールが終わったら ht コマンドが使えます。

$ ht www.moongift.jp

するとこんな感じに表示されます。

なんとなくMOONGIFTっぽい感じが見て取れます。さらにGoogleはこんな感じ。

続いてGitHub。

colsオプションで利用するカラム数を増やすと、より正確に見られるようになります。

nodeによってコンソール上でWebブラウジングをしたり、グラフィックを描画することができるようになっていますが、hit-thatを使うとこんなすごいことが実現できるようになっています。ちなみに実用性については不明です。

hit-thatはnode/JavaScript製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

bevacqua/hit-that