日本でもここ数年話題になっているのがクラウドソーシングです。日本では案件という形で割と大きめなことが多いようですが、世界ではアンケートやアイディア集めなどごくごく小規模な場合もあります。 hiveはそんなクラウドソーシングサービスを提供するためのソフトウェアですが、特徴としてUIがないというのが挙げられます。APIのみのバックエンドシステムとなっています。

hiveの使い方

hiveはElasticsearchが必要なので、予めインストール&起動しておきます。その上でサーバを起動します。

$ ./hive
2014/12/20 14:52:19 running hive-server on port 8080 storing data in elasticsearch under index hive

その上で例えばサンプルのJSONを読み込みます。

curl -XPOST localhost:8080/admin/setup -d@example.json
2014/11/21 12:29:22 Created project: crowd
2014/11/21 12:29:22 task: 2
2014/11/21 12:29:22 assets: 4

プロジェクトの詳細を取得したところ。

ユーザ情報を得たところ。

hiveではプロジェクト、タスク、ユーザそしてタスクへのアサインを作成、更新できます。クラウドソーシングという形式上、一つのタスクに予め決められた人数がアサインできるのが特徴となっています。

フロントエンドのUIはないので自分たちで作成しなければなりません。その分、面倒ではありますが自由度は高いと言えます。予め提供されているものをそのまま使うケースは多くないので、これくらいの割り切りは良いのかも知れません。

hiveはGo製、Apache License 2.0のオープンソース・ソフトウェアです。

nytlabs/hive