seisan – Excelの経費精算書を出力するRubyスクリプト
会社で面倒な作業の一つに経費精算があります。立て替えで払うのも面倒なのに、月末で締めて一覧を作る必要があります。面倒で煩雑だからこそ、誰も出したがらなくなるはずです。 そこで多少なりとも楽しめるようにしたのがseisanです。YAMLフォーマットで記録しておき、コンバートして経費精算書を出力できるソフトウェアです。
seisanの使い方
対象になるファイルは以下のように記述します。dataディレクト以下に作成します。
$ cat data/2013/07/20130704-sato.yaml
applicant: 佐藤
expense:
- date: 2013-07-03
amount: 105
remarks: 電池代
- date: 2013-07-04
amount: 2080
remarks: JR代
後はrakeコマンドを実行すると、Excelの経費精算書を出力します。
$ bundle exec rake seisan TARGET=2013/07
fatal: Not a git repository (or any of the parent directories): .git
Processing 2013/07 ...
Loaded 2 files
Processed 4 expenses
Wrote to output/2013-07.xlsx
seisanを使えば入力は普段使い慣れているYAMLファイルで、Excelへの転記はシステムで自動化できます。面倒くさい業務もツールを使うことでぐっと敷居が下がるのではないでしょうか。
seisanはRuby製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。