ちょっと前までのWebブラウザ戦争も落ち着きつつあります。IEが50%前後で落ち着き、Google Chromeのシェアが伸び、ついでFirefox/Safari/Operaなどが続いています。レンダリングエンジンとしてはWebKit系が躍進しています。 そんな中、紹介したいのがBreachです。Chroniumを使った全く新しい概念とも言うべきWebブラウザになっています。

Breachの使い方

起動しました。まずベースになるモジュールをダウンロードします。

ダウンロード中。このモジュールベースというところがBreachの大きな特徴の一つです。

レンダリングエンジンとしてはChroniumを使っているのでWebKitベースの奇麗なレンダリングとなっています。

日本語も問題なく表示できます。

GmailなどのAjaxベースも普通に動きます。

Webブラウザ全体がWeb技術でできているのが特徴です。アドレスバーさえWebインスペクタの対象です。

Breachの特徴はモジュールベースの拡張、最下層がnodeベースという所にあります。ハックしやすい仕様になっていることで、Breachをベースに新しいWebブラウザを開発することもできるのではないでしょうか。機能拡張とはまた違う、面白い機能追加がされていきそうなWebブラウザです。

Breachはnode/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

Breach - A browser for the HTML5 era breach/breach_core