Amazon Web Services(以下AWS)を使っている企業はとても多いです。元々Web APIだけしか提供していなかったAWSも管理画面を提供するようになって使いやすくなりましたが、それでも数十台、数百台のサーバを管理しようと思ったらまだまだ使い勝手は悪いかも知れません。 少なくとも数千台以上、EC2のインスタンスが動いていているNetflixでは管理画面が使い勝手悪いようで、独自の管理画面を構築しています。それがAsgardです。

Asgardの使い方

スタンドアローンなバイナリが配布されていますので起動は簡単です。起動し終わったら、http://localhost:8080/ にアクセスします。

最初にAWSにアクセスするためのキーを設定します。

Asgardに入りました。各種情報、サービスが並んでいます。

インスタンスタイプの価格リスト。

日本に変更。価格も変わります。

AMIの一覧。

SimpleDBのドメインをここから作成できます。

AsgardはAWSの各種サービスに接続して操作ができます。クラスタリングを変更したり、SNS/SQSを変更したりできます。タスクの実行状態も確認できるので、より実践的な利用ができそうです。その意味でS3の管理インタフェースはないようです(バケットを増やしたりすることはないですしね)。

AsgardはJava製、Apache License 2.0のオープンソース・ソフトウェアです。

Netflix/asgard