nodeのパッケージ管理であるnpmはとても便利な仕組みで、ほぼ何も気にすることなくnpm installで使ってしまっています。しかし実際には各ライブラリはバージョンアップし、改善や機能追加が行われています。 そんなnodeモジュールがどうアップデートされているか、素早くチェックできるのがnpm-diffです。

npm-diff のインストール

npm-diffはnpmで配布されていないようです。ダウンロードしてmake installします。

$ make install
cp npm-diff /usr/local/bin/npm-diff

これで準備は完了です。

npm-diff の使い方

コマンドを実行すると次のように表示されます。

$ npm-diff 
Usage: npm-diff <module> <versiona> <versionb>

例えばこんな感じです。

$ npm-diff intersect 0.0.0 0.1.0 

ということで実行してみたのがこちらです。

通常のdiffとして表示してくれますのでどこが変わったのか一目で分かります。バグフィックスが行われたのか、機能追加されたのか分かったり、うまく動かない時の調査にも使えそうです。

npm-diffはBashスクリプト製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

segmentio/npm-diff