こんなことまでHTML5で! 音は耳で聞くものですが、それでは分からない情報があります。そこで使われるのがスペクトログラムという技術で、いわゆる声紋になります。横軸に時間、縦軸に周波数をとり、その強さによって濃さや色を変えるグラフです。 そんなスペクトログラムをWeb上で実現するソフトウェアがSpectrogramJSです。Web Audio APIを使えばこんなことまでJavaScriptでできてしまいます。

SpectrogramJSの使い方

実際に試すと次のように表示されます。

例。2〜5kの周波数に収まっています。

別なデモ。激しく分散しています。

周波数の領域を変えるとグラフも変わります。

再生中は赤い縦線が入って、どの部分の音を流しているか分かるようになっています。こういった分析ができると、次は特定領域の音を出さないようにする、なんてことまでできるようになるかも知れませんね。

SpectrogramJSはJavaScript製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。

vlandham/spectrogramJS