ITエンジニア/デザイナ向けにオープンソースを毎日紹介

ネットビジネスにおいてEコマースは継続的に成長している分野になります。それだけにEコマースシステム構築を行っている開発会社は多いです。とは言え既に多機能なコマースシステムが多数存在し、スクラッチで開発する時代は終わっています。

CMSと言えばWordPressといった具合にコマースであれば日本ではEC-CUBEが有力なのではないでしょうか。MOONGIFTで以前紹介したのは2006年09月だそうで、7年半経った現在どう進化しているのか改めて試してみました。

購入者向け

まずは購入者向けの画面です。

トップページ。デザインは変更できますが3カラムの分かりやすい画面となっています。
トップページ。デザインは変更できますが3カラムの分かりやすい画面となっています。

商品一覧。並び替え、表示件数の変更ができます。この時点でカートに入れられるのは良いですね。
商品一覧。並び替え、表示件数の変更ができます。この時点でカートに入れられるのは良いですね。

商品詳細。商品の付属情報(ページ下部)が載せられるなど、かなり自由度は高いように見えます。
商品詳細。商品の付属情報(ページ下部)が載せられるなど、かなり自由度は高いように見えます。

お客様の声なんてフォームもあります。いわゆるレビューです。
お客様の声なんてフォームもあります。いわゆるレビューです。

カートに入れました。通常購入の他、ダウンロード販売にも対応しています。
カートに入れました。通常購入の他、ダウンロード販売にも対応しています。

ログイン、会員登録または会員登録せずに購入の3パターンが選べます。
ログイン、会員登録または会員登録せずに購入の3パターンが選べます。

個人的には購入する際に会員登録するというフローが嫌いなので、ここは嬉しいですね。

配送先は別途指定もできます。
配送先は別途指定もできます。

購入前の確認画面です。
購入前の確認画面です。

購入完了しました!
購入完了しました!

会員登録した場合はマイページ機能が使えます。

購入一覧。ポイント機能もありますね。
購入一覧。ポイント機能もありますね。

購入履歴詳細。ここでメールの確認もできます。
購入履歴詳細。ここでメールの確認もできます。

続いてお気に入り機能。
続いてお気に入り機能。

配送先管理。
配送先管理。

クレジットカード管理。
クレジットカード管理。

スマートフォン向け

スマートフォンで見た場合は例えば次のようになります。

トップページ。
トップページ。

商品詳細。
商品詳細。

ショッピングカート。
ショッピングカート。

注文情報入力。
注文情報入力。

注文完了。
注文完了。

デザインテンプレートはスマートフォン専用にすることもレスポンシブなテーマを選択することもできます。

ここまでがざっと購入者向けの画面になります。他にも複数配送先への割当機能もあり、相当機能が豊富です。この辺りは2006年当時から脈々と続けられた開発によって追加されてきた機能と言ったところでしょう。

では次に管理系の機能を見てみます。

バックオフィス機能

まずはログインです。
まずはログインです。

管理画面のダッシュボードです。ショップの状況や新規の注文が一覧されています。
管理画面のダッシュボードです。ショップの状況や新規の注文が一覧されています。

配送方法の設定。
配送方法の設定。

ポイント付与率の設定。
ポイント付与率の設定。

ページごとのSEO設定もできます。
ページごとのSEO設定もできます。

休日設定。ハッピーマンデーなど日付が変わる場合もあるので手動指定のが良さそうですね。
休日設定。ハッピーマンデーなど日付が変わる場合もあるので手動指定のが良さそうですね。

最も大事な商品マスター。
最も大事な商品マスター。

商品管理。検索条件が相当多いのが分かります。
商品管理。検索条件が相当多いのが分かります。

同じく会員検索も細かく条件指定ができます。
同じく会員検索も細かく条件指定ができます。

受注管理。検索結果の注文に対してCSV出力したりPDF出力ができます。
受注管理。検索結果の注文に対してCSV出力したりPDF出力ができます。

納品書の作成機能などがあります。
納品書の作成機能などがあります。

PDFで出力された帳票です。ロゴの画像が入っています。当たり前ですが日本語対応です。
PDFで出力された帳票です。ロゴの画像が入っています。当たり前ですが日本語対応です。

レポーティング機能もあります。
レポーティング機能もあります。

コンテンツ管理。こういう細かい機能も大事ですよね。
コンテンツ管理。こういう細かい機能も大事ですよね。

デザイン管理。サイトのデザインを自在に変更できます。
デザイン管理。サイトのデザインを自在に変更できます。

ドラッグ&ドロップで並び替えられます。
ドラッグ&ドロップで並び替えられます。

モバイル用、スマートフォン用のデザインも同じように変更できます。
モバイル用、スマートフォン用のデザインも同じように変更できます。

メニューはこんな感じです。
メニューはこんな感じです。

その他プラグインも揃っています。
その他プラグインも揃っています。

面白い機能

EC-CUBEはデスクトップはもちろん、フューチャーフォンやスマートフォンにも対応しています。デザインテーマによってはレスポンシブにできます。デザインの変更がブロック単位ですぐにできるのでサイト構成を変えてユーザ導線がどう変わるかと言ったA/Bテストもすぐにできるのが利点です。

機能的には一般的なEコマースサイトで必要とされるような機能はほぼ網羅されているのではないでしょうか。プラグインもありますので決済との繋ぎ込みやソーシャルサービスとの連携も可能です。

[PR] 関連サービス

EC-CUBEがすごいと思うのは外部プロバイダーとのビジネス連携が整っている点です。特に決済ホスティングに力を入れているようです。公式決済サービスである「EC-CUBEペイメント」や、「EC-CUBEクラウド」といったEC-CUBEに最適化されたインフラ環境を提供しています。

また、プラグインやデザインテンプレートについてもEC-CUBEオーナーズストアにて公開されています。有償、無償を含めて350以上公開されています。こうしたプラグインやテンプレート、モジュールを使うことで開発工数をかけずに拡張ができるようになっています。

EC-CUBEを使ってEコマースシステムを立ち上げる場合、パートナー制度に注目です。ホスティング/決済/制作とシステム開発全体をサポートできる仕組みがあります。この辺りはさすがEコマースと言ったところでしょう。

現在EC-CUBEクラウドでは紹介プログラムを行っています。提案や契約の成立時にキャッシュバックやテストアカウントの貸し出し(2ヶ月)を行っています。詳しくはEC-CUBEクラウド キャッシュバックプログラムのご紹介(PDF)をご覧ください。

[PR] パートナー新年会

2014年01月24日、毎年恒例となっているEC-CUBE パートナー新年会が東京銀座にて行われました。パートナー、制作会社をはじめとして約100名の参加があり、EC-CUBE経済圏の強さを感じられました。

新年会の様子

2013年にはセキュリティワーキンググループが開始され、EC-CUBEがよりセキュアで安心して使えるように本体、プラグイン、モジュールなどのセキュリティ向上やECサイト運営におけるセキュリティ対策まで行っています。

また、消費税増に合わせたEC-CUBEのバージョンアップであったり、パートナー同士のつながりを深めるための施策などEC-CUBEをますます発展させていくべき施策を打ち出しています。

まとめ

EC-CUBEは現在までで2,700件越えの構築事例があるそうです。わかさ生活をはじめ、大手のサイトもあります。オープンソースで無償で構築できるというメリットもあるのでしょうが、Eコマースの場合はそれだけでは導入は困難です。まず機能が自社のワークフローを網羅し、ユーザのニーズにマッチできなければなりません。多数の採用実績があると言うことはそれだけの機能があるということです。

Eコマースサイトというのは動かして注文が入ってこそ意味を持ちます。システムにコストがかかりすぎたり、サービスの開始まで時間がかかっては元も子もありません。そういった点から考えても運用実績が十分なEC-CUBEをベースにするのは大きな意味があるように感じます。

日本発!ECオープンプラットフォーム EC-CUBE

次はZabbix Japanに聞いたオープンソース×ビジネスを成功させるための3つの基本です。監視ソフトウェアZabbixがいかにして生まれたか、そしてビジネスをどう成立させているか聞きました。


10周年記念特集!「オープンソース×10年」

 

MOONGIFTの関連記事

コメント

  • DevRel
  • Com2