Webのグループウェアと言えばサイボウズがまず思いつくくらい知名度が圧倒的なグループウェア市場ですが、他にも多くのプレイヤーが存在します。 どんな組織、団体でも画一的に同じグループウェアが良いという訳ではありません。その組織に合ったものを選ぶべきです。そこで紹介したいのが自治体向けに合わせて開発されたグループウェア、Joruri Gwです。 グループウェアなので最初にログインを行います。認証機構としてはLDAP対応になっています。 ダッシュボードです。かなり機能が豊富なのが分かるかと思います。 基本になるであろうスケジュール機能。 スケジュール詳細。繰り返し予定も作成できます。 Todo管理。 連絡メモ。 回覧板。 照会、回答システム。 掲示板。 掲示板は分類ごとのスレッド型となっています。 質問管理。 書庫。議事録などが登録されます。 電子図書。 設定画面。 正直機能が多すぎて使いこなせるのかと思ってしまう訳ですが、4,000人の徳島県庁職員が一年以上利用している実績(2011年当時)があるので必要な機能を実装しているということなのでしょう。個々の組織で使う場合はオープンソースなのでカスタマイズして機能を削っても良いかと思います。 在庁表示では幹部職員や議員が在庁しているかどうか表示できるようになっています。これは企業においても社長がいるかどうか分かったりすると便利な場面がありそうです。携帯電話にも対応しており、機能は十分にあると言えるでしょう。 REST連携により、外部システムと連携させるのも容易とのことで、他のJoruriシリーズとの親和性も高い作りになっています。 Joruri GwはRuby/Ruby on Rails製のオープンソース・ソフトウェア(GPL v3)です。 Joruri Gwの特徴 | Joruri公式サイト Joruri Gw ポータル - ジョールリ市