時間はどんどん流れていってしまうもので、止めることは誰にもできません。しかし流れていった時を振り返って形にすることはできます。その一つが年表です。 自分のこれまでの歩み、歴史的事件、文明など様々な事柄を年表に表してみましょう。データをプロットするのが大変なイメージがありますが、Lifeを使えば簡単です。なぜならデータフォーマットがMarkdownだからです。 例えばサンプルのMarkdownファイルは次のようになっています。

life.md

@USERNAME' life
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- 24/02/1955 Born
- ~1968 Summer job
- 03/1976 Built a computer
- 01/04/1976 Started a company
- 04/1976-2011 Whole bunch of interesting events

分かりやすいですね。それっぽく書いておくだけできちんと解釈されます。その結果が例えばこのようになります。

年表例です。

あるポイントをとってイベントにすることも、期間を指定することもできます。職歴であれば後者のが良さそうですね。年表はイベントごとに下に追加され、年数は左右に展開されます。横にスクロールできる仕組みです。

横スクロール。

期間が重なっていてもきちんと表示されるので分かりやすいですね。

一番下は最も最近のイベントになります。

年表終わり。

Lifeには設定ファイルがあります。JSONフォーマットで年数の長さを定義し、カスタムスタイルシートのURLを定義できます。黒ベースではない自分好みの年表も作れるでしょう。

config.json

{
        "customStylesheetURL": null,
        "yearLength": 120
}

見た目はシンプル、クリックしても特に何も起こらずエフェクトもありません。見た目のインパクトは強くありませんが、Markdownフォーマットで手軽に使えますので使い勝手良いのではないでしょうか。 LifeはHTML/JavaScript製のソフトウェア(MIT License)です。 @cheeaun’s life cheeaun/life