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Emacsには知られざる機能がたくさん存在する。単なるテキストエディタにあらず、情報統合環境とさえ言える機能が備わっている。さらにLispを使って様々なモードや機能が追加されている。使わずともじゅうぶん便利だが、様々なモードを知ることでもっと便利に使えるようになる。


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アウトライン、テーブル、アジェンダ…様々な情報を一カ所に集約できる

 

色々なメモツールを試したが、結局最近では単なるテキストにメモを書くようになっていた。そんな中知ったEmacsのOrg-mode、これは今更感もあるが相当優秀な情報管理ツールだ。

Org-modeはEmacsに標準で組み込まれているモードで、タスクやスケジュール管理までこなすとても便利な機能を提供してくれる。

同様の機能を提供するものとしてはhowmなどが有名だ。便利なのだが、ファイルが分散してしまうと管理が煩雑になり、途中で諦めてしまった。その点、Org-modeであればアウトラインを使いつつ一つのファイルで全て収めてしまうこともできる。


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Todo機能。チェックを入れたり、サマリーを表示したりできる

 

あまりに機能が多いので紹介しきれないのだが、アウトライン機能を使ってみやすくまとめつつ、外部へのリンクを張ったり、他の文書へのリンクを追加することができる。Todoを書いたり、スケジュールを登録する、アジェンダを書くと言った操作もできる。

見出しをTodoにして一覧を作成することも、タグを使って管理することもできる。「[[○○]]」と書くと○○で文書内を検索してくれる機能もある。情報を一つの所にまとめることで、手早く情報を探すことが可能になる。

他にもアスキーアートベースのテーブルが手軽に作成、編集できたり様々な文書形式でエクスポートすることもできる。重要なのは情報を一元的に管理することで、どこに何があるかを探すストレスから解放されることだ。Emacsを使っているならぜひOrg-modeを使いこなしてみて欲しい。

Org-modeはとにかく多機能なので、いきなり全てを使いこなそうとしないことだ。全ての機能を使うのではなく自分にとって必要なものだけをピックアップしたり、徐々に必要に応じて覚えていけば良いだろう。Org-modeの開発者であるCarsten Dominik氏が2008年7月にGoogle Tech Talkで話したビデオが公開されている。こちらを見れば、Org-modeの魅力がよく分かるのではないだろうか。

 

Org-Mode Homepage

 http://orgmode.org/

 

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